2018
watatsumi
まとめ
- 2018年のリリース以来、複数の船舶免許教習所で現在も稼働し続ける業務管理SaaS。
- 試験日程・会場データの自動取り込みにより、教習所ごとの二重入力と入力ミスを削減。
- WAFやRDSのマネージドバックアップを組み込み、止まらないことを前提にした基幹業務向けインフラを設計。
PRODUCT
船舶免許教習所向けの業務管理SaaSです。Web予約受付・船舶管理・従業員間のカレンダー共有・マークシートをはじめとする各種公的書類の自動生成・複雑な免許制度に対応した計算処理まで、教習所運営に必要な業務を一元管理できます。2018年のリリース以来、複数の教習所に導入され、現在も稼働しています。
WORKFLOW
船舶免許制度は種別・トン数・航行区域などの組み合わせによってルールが複雑で、申請に必要な書類や計算も煩雑です。従来はその多くが手作業で行われており、試験日程や会場データの入力も各事業者が個別に行っていました。
watatsumiでは、公的機関と連携して試験日程・会場データを自動取り込みする仕組みを実装しました。これにより、複数の教習所にまたがる2重入力が不要になり、運用コストと入力ミスを大幅に削減しています。
UX
ビジュアルよりも、日々使う現場スタッフが迷わないことを最優先に設計しました。複雑な業務フローを整理し、必要な操作にすぐたどり着けるインターフェースを細部まで作り込んだ結果、導入先の従業員から高い評価を受けています。
船舶免許教習所という、ソフトウェア化が進んでいなかった業界に対してSaaSの価値を持ち込み、2018年から本番環境で動き続けている堅牢なシステムです。
INFRASTRUCTURE
教習所の予約受付や書類発行を支える基幹システムであり、止まらないこと・データを失わないことが何よりも重要です。そのため、安定性と拡張性を重視したインフラを設計しました。
アプリケーションはAWS上でDockerコンテナとして稼働し、デプロイはGitHubを起点にCapistranoで自動化しています。前段にはWAFを配置して不正なリクエストを遮断し、データベースはRDSのマネージド機能で自動バックアップと復旧性を確保。個人情報や公的書類を扱うサービスとして、可用性とセキュリティの両面を最初から構成に織り込みました。2018年のリリース以来、大きな停止なく本番稼働を続けています。
Credits
- Founder / Engineer — Taisei Dofuku